眼科便り

2023年6月23日

近視矯正手術

近視矯正眼内レンズは現在、虹彩支持型と後房レンズ型があり、厚労省が認可しているのは後房型ICLレンズのみです。当院で使用しているICLはその認可されているものの中でもより安全性が高いと言われている、レンズの真ん中に小さな穴が開いているタイプのICLレンズです。
ICL挿入術後には白内障、緑内障、角膜内皮障害などの合併症の発生リスクが(わずかながらも)上昇することが知られています。レンズ中央にごく小さな穴が開いているレンズを使用することでこれらのリスクを低減させられることが報告されています。
当院では安全性が高い(穴が開いている)厚労省認可レンズであるSTAAR SURGICAL社製VICM5と同社製VICM0を使用し、-3.0Dから-18.0Dまでの近視(近視性乱視)の方に対応しています。

ご希望の方はまず一般外来受診をお願いします。