白内障

手術について

  • 当院では年間1400眼のペースで手術をおこなっています
  • 当院の保険適応眼内レンズの第1選択はレンティスコンフォート(多焦点:乱視有り、無し)です
  • 2020年11月~レンティスコンフォート乱視用レンズが使用可能になりました
  • 現在、当院での眼内レンズ使用割合においてレンティスコンフォート(乱視用含む)が約80%を占めています。保険適応のレンズであること、焦点の合う範囲が広いこと、などから多くの方に適応となっています
使用レンズ割合(2020.5月)
保険適応眼内レンズ 単焦点 34%
乱視用単焦点 19%
レンティスコンフォート(多焦点) 45%
保険適応外眼内レンズ 2%
使用レンズ割合(2020.12月)
保険適応眼内レンズ 単焦点 22%
乱視用単焦点 15%
レンティスコンフォート(多焦点) 62%
保険適応外眼内レンズ 1%
使用レンズ割合(2021.10月)
保険適応眼内レンズ 単焦点 10.3%
乱視用単焦点 5.2%
レンティスコンフォート(多焦点) 81%
保険適応外眼内レンズ 3.4%
当院での眼内レンズの選択は次の基準に則っています
  1. まず、レンティスコンフォート(保険適応多焦点眼内レンズ)を考えます:レンティスコンフォートは2020/11から乱視用レンズも保険収載されました。
    多焦点眼内レンズの適用は以下のようにしています
  2. 術後残余乱視が-1.00D未満が予想されるなら、レンティスコンフォート
  3. 術後残余乱視が-1.00D以上-3.00Dが予想されるなら、レンティスコンフォート・トーリック(乱視用)
  4. 術後残余乱視が-3.00D以上が予想されるなら、乱視用の単焦点レンズ
  5. 不正乱視が大きい場合(円錐角膜、角膜ジストロフィーなど)は単焦点レンズの乱視無しを選択
  6. 近方30センチ位にピントを合わせるときは単焦点レンズの乱視有り、もしくは無しを選択する。
  7. 以下の場合はレンティスコンフォート禁忌なので単焦点レンズの乱視有り、もしくは無しを選択する。
    ・糖尿病コントロール不良
    ・将来、硝子体手術、内皮移植の可能性がある方
    ・抗VEGF治療中等
手術の金額について
★単焦点眼内レンズ(乱視有り、無し)
1割負担→¥16,510
2割負担→¥18,000
3割負担→¥49,540
★保険適応の多焦点眼内レンズ(レンティスコンフォート乱視有り、無し)
1割負担→¥16,510
2割負担→¥18,000
3割負担→¥49,540
★選定療養適応レンズ
1割負担→¥16,510+選定療養適応レンズ差額
2割負担→¥18,000+選定療養適応レンズ差額
3割負担→¥49,540+選定療養適応レンズ差額

当院で行っている白内障手術について

  • 麻酔は、目薬で行い注射はしません。5分程で手術は終わります。
  • 入院はしません。手術後は眼帯もしくは保護メガネで帰宅して頂きます。眼帯は翌日外してしまいます。
  • 手術後は毎日通う必要はなく、手術翌日、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後と少しずつ間隔を延ばしていきます。
  • 多焦点眼内レンズを老眼の治療として使用しています。また、眼鏡をかけたくない方のためにモノビジョンもおこなっています。
  • 白内障手術の機械はアルコンのセンチュリオンを使用しています。極小切開に向いており、当院では2.2mm切開で行っています。
  • その他、非球面、着色、シャープエッジ眼内レンズ(後発白内障になりにくい)などの最新の技術を導入しています。

極小切開とは

傷口をより小さくしたほうが手術による乱視がでにくく、感染症も少なく手術をより安全に行うことができます。

点眼にて麻酔し、眼球を切開して、水晶体の前嚢を切り取る。

水晶体の核と皮質を超音波で砕き、吸引して取り出す。後嚢とチン小帯は残す。

残した後嚢の中に、眼内レンズを挿入する。

※参天製薬株式会社 白内障の症状と治療より

当院で使用している眼内レンズ